らっきょう亭
ノンフィクション作家
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最新作の紹介 2022年10月11日発刊
 「父の支配」を乗り越えた時――娘と名字
 強烈な家父長意識の父のもと、家族の重荷を背負った前半生。
「父の支配」を乗り越えた時――娘と名字
本の紹介
父は、強烈な家父長意識の持主だった。そして「娘は名字が変わるから」と女の子を差別した。著者は、父に愛されようと自分の名字を名乗ってくれる男性と学生結婚。しかし、2021年6月、夫婦同姓を定める民法750条を合憲とした最高裁判決が夫婦別姓を選択できる可能性を遠ざけた。その怒りを原動力に、介護と女性問題をライフワークとしてきたノンフィクション作家が、日本の家制度に縛られてきた自らの半生を赤裸々に綴る
= 現代書館 =

2022年10月11日 2022年 新刊 10月11日発売
  「父の支配」を乗り越えた時――娘と名字
 「父の支配」を乗り越えた時――娘と名字
      現代書館より発売されました。
強烈な家父長意識の父のもと、家族の重荷を背負った前半生。
目次
 第1章  父さんは女の子が気に入らない
 第2章  未来への希望と父さんの結核発病
 第3章  「女の子」になってしまった私と家族の秘密
 第4章  初恋の胸に襲ってくる魔物
 第5章  母さんもまた病魔に倒された、そして初恋の終り
 第6章  軽率が故に犯した罪
 第7章  披露宴後の罵声が生涯の屈折になった
 第8章  東京での新しい生活と母さんの他界
 第9章  「女の子なんて、教育してもつまらないものだねえ」
 第10章 ようやく『父』の支配を拒否した
 終章   望む姓で生きられるように、希望を捨てない
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2020年12月4日  あなたの老後を助ける
―― ケアマネさんの仕事がわかる本 ――

      岩波書店より発売されました。
  北のあけぼの 現代書館
長くなった老年期。安心の介護生活のためには、ケアマネさんの仕事を知ることから始まります。
目次
 はじめに
 1章 介護保険の森には、「認定」の門があります
 2章 ケアマネさんって、どんな資格の人?
 3章 ところで、ケアマネさんは何をやってくれるんですか
 ・コラム ハンコ不正のとんでもないケアマネ!
 ・コラム ケアマネの通院同行
 ・コラム マイケアプランって?
 4章 いい介護、いいケアマネ探し
 5章 ケアマネさん大いに語る――汗と笑いのホンネとホンキ
 6章 ケアマネさん大解剖――生活と意見
 ・おわりに
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2015年8月26日 老妻だって介護はつらいよ
―― 葛藤と純情の物語 ――
      岩波書店より発売されました。


 夫が緊急入院し、足を切断する大手術を受けることに。夫への複雑な感情に悩まされつつも、入院先の病院に通う日々。そして、在宅介護へと歩み出すのだが……。夫の看護・介護に直面することになった著者は、何を感じ、どんな壁に直面し、何に励まされてきたのか。夫婦の機微にも触れながら、「老老介護」の現実を描き出す体験記。
  老妻だって介護はつらいよ ―― 葛藤と純情の物語 ――
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2012年12月17日 それでもわが家から逝きたい
 ―― 在宅介護の現場より ―― 」
      岩波書店より発売されました。


 住み慣れたわが家で、自分らしい最期を迎えたい――これは多くの人の願いでしょう。けれども、家族の介護力は弱まり、老いの支援体制も脆弱な現在、わが家から旅立つことができるのでしょうか。生活援助や老老介護、終末期医療の問題など、老いの始まりから終わりまでを見渡しながら、具体的なエピソードを豊富に織り交ぜて考えていく
  
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2018年8月25日 北海道に初めて図書館をつくった男の生涯を活写!
「北のあけぼの」
-- 悲運を超えた明治の小学校長 --
      現代書館より発売されました。

  北のあけぼの 現代書館

 目次

    第1章 幕末の青春
    第2章 新天地で始まった人生
    第3章 教育者としての出発
    第4章 時代の嵐の中で
    第5章 私立育成小学校の創設
    第6章 新校舎落成と炎上、廃校
    第7章 北のあけぼの
    終章 明治の柩は、静かに覆われた


 北海道開拓期における初等教育普及に生涯をかけた安田貞謹( やすださだもり/ 1850-1911)の評伝。
 アイヌへの教育普及の必要性を感じつつ、彼らの文化に踏み込んでしまった葛藤など、薩長に翻弄される青年の揺れ動く心情を丁寧に描く。1889(明治22)年、「私立育成小学校」を設立。役人の権力が及ばない私立学校で自身の理想教育を実践していたが、火災により全焼(放火の疑い)。財産を失うも、網走尋常高等小学校や住民の協力で、書物での教育普及を目指す「網走図書縦覧所」(後の網走市立図書館)を開設した著者の母方の祖父・安田貞謹。髭を嫌い、娘を進学させなかったことを悔いるなど、反権威主義的で家族思いのキャラクターが活き活きと甦る。
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2017年3月19日 老いてわかった!人生の恵み
―― 幸福だけの人生も 不幸だけの人生もない! ――
      海竜社より発売されました。


 自分が背負わなければならない家族の運命、父の喀血、長期療養、母の寝たり起きたりの生活、母違いの知的障害の姉、夫との不仲、夫への罪悪感、子供との別れ、望まない上京、母の死、父の死などを乗り越えながら、すべての涙、怒り、悲しみは今のために必要な一歩一歩だったのです。
老いた今だからわかります。
  老いてわかった!人生の恵み 海竜社
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2011年12月3日 「介護保険は老いを守るか」 「第8回生協総研賞 特別賞」受賞いたしました

  生協総研賞とは、公益財団法人生協総合研究所が人々のくらしをめぐる研究の発展と、生協・消費者・社会運動に関連する研究の発展を目的として1999年から設けられたものです。

介護保険は老いを守るか  


2010年2月19日 「介護保険は老いを守るか」
      岩波書店より発売されました。


 2000年4月に始まった介護保険制度は、「介護の社会化」「高齢者の自立支援」を進める画期的なものとして歓迎され、今日、約400万人が利用している。だが、この間、財源論を盾に改悪が続き、緊急の課題も山積み状態。社会保障審議会の委員として議論に加わってきた著者が、利用者の視点に立って徹底検証と具体的提言を行う。
  介護保険は老いを守るか
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2017年11月20日 平成29年度 市民文化表彰 されました。
相模原市男女共同参画にかんする条例検討委員会委員長や、神奈川県女性問題協議会会長を歴任するなど長年にわたる活動から平成29年市民文化表彰を受賞。

→ 市民文化表彰相模原市発表
相模原市 市民文化表彰状

2016年12月24日 私と介護
―― 苦しみや葛藤に寄り添う、優しくて温かいまなざし ――
   共著 新日本出版社より発売されました。


 誰もが介護し、介護される時代。悩みを抱え込まずに向き合う秘訣とは…? 一人ひとりの生き方が異なるように、介護のかたちも「十人十色」。模索をくり返しながら明るい関係を育む介護の日々が、17人の経験から綴られます。苦悩の中でも輝く人と人との豊かな営みを見つめ、介護に不安抱くすべての人に寄り添う一冊です。
  私ご介護 新日本出版社
恨みと圧力に苦しんだけど:執筆
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2016年10月14日
から10月23日 
視察旅行
ネパール取材
―― ネパール「さくら寮」:山村の少女に教育を ――


 ネパール遠隔地域の少女への初等教育の普及をめざす「さくら寮」、卒業者はネパール各地で「おなご先生」として活躍しています。10周記念式典に参列、その女子教育問題活動の模様を視察してきました。



>> 視察紹介写真
2017年2月2日ならびに3月5日の2回連続掲載で「ネパール視察」報告記事 「帰国後顛末記」として掲載されました。
>> 北海道新聞掲載記事


2016年9月27日 私の「貧乏物語」
―― 葛これからの希望をみつけるために ――
    各界の36名共著として岩波書店より発売されました。


 日本では非正規雇用比率が4割を越え,セーフティネットが手薄なまま,若者,女性,高齢者など多くの人たちが貧困や孤立にあえいでいる.そんななか,希望はどこにあり,生きていくための支えがあるとしたら,どのようなものか.各界の36名が体験的に綴るいくつもの「貧乏物語」から,そのヒントをさぐるエッセイ集

  老妻だって介護はつらいよ ―― 葛藤と純情の物語 ――
病と貧困の悪循環:執筆
>> 本の紹介


2014年11月20日 相模原市市制施行60周年「相模原市表彰式」にて
市制功労者(男女共同参画)として表彰されました。
2014年「内閣府・男女共同参画社会づくり功労者
表彰を受けています

2012年7月20日 北欧終末期ケア 視察ご報告。   
2012年5月「北欧終末期ケア」視察に
スエーデン・フィンランドなどを歴訪「終末期ケア」について視察してきました。
    訪問報告  その1  その2 > その3 訪問写真 
  北欧終末期ケア 北海道新聞記事に!
7月4日/5日2回連続掲載で「北欧の終末ケア:沖藤典子さんの報告」として北海道新聞に取り上げていただきました。
上(医療編:胃ろうは非論理的)下(介護:食事介助に重点置く)紙面は下記から確認頂けます。
>> 北海道新聞掲載記事


2012年6月3日 「女50代、人生本番!」佼成出版社 より発売されました。   
 40年にわたり「夫婦の問題」や「介護の問題」を中心に執筆を続ける著者が、人生の中間点・交差点ともいえる50代からの日々を元気よく、機嫌よく$カきヒントを紹介。50代を迎える読者に勇気と共感を与える内容。

落合恵子氏推薦!
もっと早くこの本が出版されていたら……と、ちょい悔しい思いも味わいながら、一気に読んでしまった! まずは「わたしの今日」を、「わたしの今」をとりこぼすことなく存分に味わってやるぞ、と。元気がでる! 本です。
>> 本の紹介


お知らせ
2011年10月28日
2011年度 第8回生協総研賞 特別賞受賞いたしました

 生協総研賞とは、公益財団法人生協総合研究所が人々のくらしをめぐる研究の発展と、生協・消費者・社会運動に関連する研究の発展を目的として1999年から設けられたものです。

 2009年1月1日から2010年12月31日までの2年間に刊行あるいは発表された著書・論文等を対象とし、推薦を受けたもの(計69件)から選考、『介護保険は老いを守るか』岩波書店(岩波新書)が選考委員会で選出、生協総研賞 特別賞受賞いたしました。
>> 生協総研賞詳細


2009年7月9日 「楽天力―上手なトシの重ね方」清流出版

 誰もが年を取るが、その老い方はさまざま。認知症、寝たきり、老々介護、近親者の死……年を取れば、悲しい現実に直面することも多くなる。しかし、人間は生きていかなければならない。どうせ生きるなら輝いて生きたいもの。
 著者は年を重ねるにしたがって益々輝きを増し、明るくしなやかに生きる元気印の人たちの、年を重ねるための知恵を公開する。「楽天力」は、正にそんな生き方を象徴する言葉でもある。
>> 本の紹介


2009年7月1日 「介護元気で日本あっ晴れ」の韓国語訳出版記念講演のご報告

 2009年7月1日、韓国ソウルにおいて、拙著「介護元気で日本あっ晴れ」の韓国語訳出版記念講演が行われました。
>> 韓国語出版記念講演ご報告 



ご報告  2008年6月 社会保障審議会介護給付費分科会に提出した意見書です。
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